100年来の医療システムの転換が始まる |
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平成28年診療報酬改定より新設された「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(以下、かかりつけ診療所)」は、施設基準を満たすには若干のハードルがあるものの、多くの先生方がどうするべきか悩まれているというお話を伺います。そこでOralStudioでは、「かかりつけ診療所」が登場した社会的背景を簡単に整理し、今後我々歯科医療従事者が向かうべき方向性の一つをご紹介したいと考え、本コンテンツをアップしました。 |
地域包括ケアシステム…今までの医療がどうかわるのか? |
今までの医療は、医療施設という枠の中で公衆衛生や福祉とは直接結びつかず【病院完結型】サービスとして提供されてきましたが、今後は医療施設とその地域で提供されている様々なサービス(リハビリ、介護、生活支援等)と有機的に連携し、住民主観の健康的な生活を地域全体で支えていく【地域完結型】サービスに移行していこうということです。これは近代100年来のまさに歴史的なケアシステムの転換を意味しています。 |
かかりつけ診療所に求められるもの |
2016年4月から【かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所】が制度化されました。 これは、削っては詰める、抜いては植える治療優先型医療から、メインテナンス・予防に重点を置きながら、他職種と連携(特に高齢者医療)し継続的に地域住民の健康増進に寄与できる歯科医院を評価する仕組みなのです |
さあ、動き出しましょう! |
診療方針などは先のコンテンツを参考に先生ご自身でお考え頂くとして、ここでは実際にかかりつけ医院を目指す場合にどのように行動していくかを示します。 |
院内環境整備がもたらす効果 |
地域に根ざして、様々なサービスと連携し、患者さんにより安心して治療を受けていただくためには、院内環境の整備も大変重要な課題です。さらに環境整備は先生にとっても大きな福音をもたらします。 |
臨床家のシテン【保険適用のCAD/CAM冠】 |
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OralStudioが行っている「臨床家のシテン」のヒアリング結果です。今回は保険適用CAD/CAM冠に関する臨床家のご意見を伺いました。 |
CAD/CAM冠 【失敗しないために守るべき2つのこと】 |
最近、先生方やメーカー学術・営業担当者の方々とお話していてよく話題にのぼるのが「保険適用のCAD/CAM冠の失敗症例」についてです。ただ原因のほとんどはたった2つのミスに起因するようです。 |
GIOMERのコア技術とはどういうものか? |
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GIOMERは、松風が開発した“S-PRGフィラ-”を含有する製品の総称です。そしてS-PRGフィラーとは、独自技術で作られた「イオン徐放性のバイオアクティブ機能性ガラス」のことです。ここでは、S-PRGフィラーについて知って頂くことで、より深くGIOMERを理解して頂きましょう。 |
GIOMER製品における「抗プラーク形成能」 |
GIOMERから徐放されるイオンによる臨床的メリットの中から、「レジン表面への抗プラーク形成能」をご紹介致します |
GIOMER製品における「酸緩衝能力」とは? |
松本 勝利先生より情報提供頂きました。 GIOMERとはS-PRGフィラー配合の製品群を指し、S-PRGフィラーより6種類のイオンが徐放されるため、抗プラーク形成能や再石灰化作用等を発現することは前述の通りです。ここでは、イオン徐放による「もう一つの大きな特徴」である「酸緩衝能」についてお話を進めます。 |
GIOMERの特徴を生かした臨床例 |
松本 勝利先生より情報提供頂きました。 今までのコンポジットレジンでは成し得なかったDDS効果のあるS-PRGフィラーを有したGIOMERは、工夫次第で様々な臨床応用が可能な材料であると考えられます。ここでは、松本 勝利先生よりご提供頂いた臨床例を簡単にご紹介いたします。 |
GIOMER 未来予想図‐ 松風社 からの提言‐ |
人々の生活において、歯の延命が重要であることは言うまでもなく、口腔内環境に応じた予防的な取り組みが必要不可欠です。 |
長期臨床予後に関するエビデンス紹介 -臼歯部修復の臨床評価‐ |
セルフエッチングプライマ-およびGIOMER修復材料を用いた臨床評価(8年の結果)を掲載します。 |
エビデンス コラム:S-PRGフィラーによる抗菌性の発現 |
修復材料からのイオン徐放による付加的な機能の発現という点では、グラスアイオノマーセメントやフッ化物添加コンポジットレジンにみられるようなフッ素(フッ化物)イオンによる歯質強化や再石灰化が古くからよく知られている。これに対して、フルオロボロアルミノシリケートとポリアクリル酸の反応に基づいて合成されたS-PRGフィラーは、フッ化物イオンに加えて、多くの種類の他のイオンを徐放する点で従来の技術とは大きく異なっており、非常にユニークな材料である。 |
未来予想図:GIOMER予備軍 |
S-PRGフィラーは6種類のイオン徐放によりバイオアクティブ効果が発現する新素材として注目されており、様々な歯科治療領域で用いられる歯科材料への応用が期待されています。現在、産学が共同でGIOMER予備軍とも言うべきS-PRGフィラーを応用したプロトタイプを試作し、それぞれの専門分野の視点からバイオアクティブ効果に関する研究が行われています。これらプロトタイプの製品化に関しては現在のところ不透明でありますが、GIOMERの未来像=開発ビジョンを読者である先生方に理解して頂くために、現在得られている研究エビデンスをご紹介したいと思います。 |
長編クリニカルコラム |
「自分の受けたい治療を目指して…」NATURAL TEETH 高﨑智也先生の挑戦をご紹介頂きます |
長期臨床予後に関するエビデンス紹介■■ S-PRGフィラー含有フロアブルコンポジットレジンを用いた2年間の臨床評価 |
S-PRGフィラー含有フロアブルコンポジットレジンを用いた2年間の臨床評価をご紹介頂きます |
エビデンス コラム:S-PRGフィラーによる象牙質再石灰化の発現 |
MIの概念が歯科臨床に普及するに伴い、従来の「う蝕の切削」+「填塞」ではなく、患者教育、予防、切削介入時期の考慮、窩洞の大きさ、う蝕をどこまで除去するかなどが重要となってくる。またその際に象牙質再石灰化能を有するなど材料の選択がその後の臨床経過に大きな影響を及ぼす。 |
Giomerワールドをご紹介 第1回 - OralStudio Monthly Report201304号より |
GIOMERは、松風が開発した“S-PRGフィラ-”を含有する製品の総称です。数回にわたりGIOMERのご紹介をしていきたいと思います。 |
Giomerワールドをご紹介 第2回 - OralStudio Monthly Report201305号より |
前回はGiomerに関連する用語を解説しましたが、整理していただけたでしょうか。今回はGiomer製品に含まれているS-PRGフィラーについてその詳細を解説していきます。まずは、S-PRGフィラーがリリースする6種類のイオンについてお話を進めていきましょう。 |
Giomerワールドをご紹介 第3回 - OralStudio Monthly Report201306号より |
前回は、S-PRGフィラーから徐放される6種類のイオン(ナトリウム、ホウ酸、アルミニウム、ケイ酸、ストロンチウム、フッ化物の各イオン)とその結果についてお話しましたが、ご理解いただけましたか?今回はSPRGフィラーのイオンの取り込み(リチャージ)についてみていきましょう。 |
Giomerワールドをご紹介 第4回 - OralStudio Monthly Report201307号より |
前回はGiomer製品に含まれるS-PRGフィラーからのマルチイオンリリースとフッ素のリチャージについてご紹介しました。今回からはマルチイオンリリースによってもたらされる様々な効果について解説しましょう!まずは「抗プラーク付着性」についてご紹介します。 |
Giomerワールドをご紹介 第5回 - OralStudio Monthly Report201309号より |
前回はGiomer製品に含まれるS-PRGフィラーからのマルチイオンリリースの効果のひとつとして「抗プラーク付着性」をご紹介しました。今回は「酸中和能」についてご紹介します。齲蝕予防の一助となる性能であると考えられています。 |
Giomerワールドをご紹介 第6回 - OralStudio Monthly Report201310号より |
前回Giomer製品に含まれるS-PRGフィラーからのマルチイオンリリース効果のひとつ「酸中和能」をご紹介しました。今回は「脱灰抑制能」についてご紹介します。 |
Giomerワールドをご紹介 第7回 - OralStudio Monthly Report201311号より |
前回はGiomer製品に含まれるS-PRGフィラーからのマルチイオンリリースの効果のひとつとして「脱灰抑制能」をご紹介しました。今回は「再石灰化」についてご紹介します。 |
Giomerワールドをご紹介 第8回 - OralStudio Monthly Report201312号より |
前回はGiomer製品に含まれるS-PRGフィラーからのマルチイオンリリースの効果のひとつとして「再石灰化能」をご紹介しました。今回は「抗菌性」についてご紹介します。 |
Giomerワールドをご紹介 第9回 - OralStudio Monthly Report201401号より |
前回はGiomer製品に含まれるS-PRGフィラーからのマルチイオンリリースの効果のひとつとして「抗菌性」をご紹介しました。今回は歯周病関連細菌の活性抑制と共凝集抑制等の効果についてご紹介します。 |
Giomerワールドをご紹介 第10回 - OralStudio Monthly Report201402号より |
2月10日発売の「PRGプロテクトシール」は、筆積み法でご使用いただくレジン系仮封材です。筆積み時のすぐれた操作性に加え、適度なゴム弾性を有しているため、時間がたっても硬くなりすぎず、女性でも容易に除去できます。 |
Giomerワールドをご紹介 第11回 - OralStudio Monthly Report201403号より |
「PRGプロテクトシール」は、筆積み法でご使用いただくレジン系仮封材です。前回は時間がたっても硬くなりすぎず、女性でも容易に除去できる硬化特性と、筆積み操作性の良さを中心にご紹介しましたが、今回は歯質に対する密着性の良さや使いやすさが好評なユニバーサル筆などの特長をご紹介します。 |
あれから3年、インコグニトの認知度もかなり上昇! OralStudio Monthly Report201201号より |
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「ドイツからオーダーメイドブラケットの矯正システムがやってくる」というお話を伺ったのが2008年の中旬でした。そしてその翌年(2009年7月)、待ちに待った『インコグニト』の全貌を取材させて頂きました。あれから3年、徐々ではありますが、一般的になりつつある舌側矯正装置の「インコグニト」をご紹介させて頂きます。 |
「インコグニト」のもう一つの特徴とは? OralStudio Monthly Report201202号より |
当レポート読者の先生より、前回掲載した「インコグニト」に関して「もう少し詳しく教えてほしい」というお問合せをいくつか頂きました。弊社が取り扱っているわけではありませんので詳細は「トップサービスジャパン」にお問合せ下さいませ。ただ、非常に反響がありましたので、今回から「インコグニトの情報提供」を行いたいと思います。専門家のご協力を頂き実現しました。 |
「インコグニト」を始めるには? OralStudio Monthly Report201203号より |
前回のお話の通り、インコグニトは患者さんにとっても比較的違和感の少ない舌側矯正装置であるだけでなく、術者にとってもメリットの多い製品であると感じます。今回は、インコグニト導入の流れを簡単にご紹介します。 |
「インコグニト」を始めるには? OralStudio Monthly Report201204号より |
前回お話致しました「インコグニトの認定コース」を受講すると、いよいよインコグニトを注文できるようになります。今回からインコグニトを注文して手元に届くまでの過程を紹介します。オーダーしてからのスケジュールをご理解頂けると思います。 |
「インコグニト」の製造過程をご紹介 1/2 OralStudio Monthly Report201206号より |
TOPサービスジャパン社に送った先生方の印象とラボオーダーフォームは、ドイツのTOP-Service fur Lingualtechnik GmbH社に送られインコグニト製造が開始します。今回と次回の二回に分けてインコグニトの製造工程を紹介いたします。 |
「インコグニト」の製造過程をご紹介 2/2 OralStudio Monthly Report201207号より |
前回、ドイツのTOP-Service für Lingualtechnik GmbH社に届いた先生方の印象とラボオーダーフォームを元に、技工士がセットアップ模型を作製し、模型をスキャニングしてデジタル化する工程を紹介いたしました。今回は後編「その4」からです。 |
さあ、治療を開始致しましょう 1回目 OralStudio Monthly Report201209号より |
注文したインコグニトが届き、患者さんも来院したら、いよいよインコグニトをボンディングする時です。 |
さあ、治療を開始致しましょう 2回目 OralStudio Monthly Report201210号より |
いよいよインコグニトをボンディングするのですが、被着体がポーセレンなどの補綴物の場合、どうすればよいでしょうか? |
さあ、治療を開始致しましょう 3回目 OralStudio Monthly Report201211号より |
今回はどのようなワイヤーをどのような順番で使用するのか、ワイヤーシーケンスについて紹介いたします。 |
さあ、治療を開始致しましょう 4回目 OralStudio Monthly Report201212号より |
今回は、実際に治療を進める上で必要とされることを紹介します。 |
最終回 遂に…治療が終了 致します OralStudio Monthly Report201301号より |
約1年半 - 2年程でインコグニトの治療は終了。待ちに待ったディボンディングです。患者さんのみならず、先生方やスタッフの方々にとっても、まさに「嬉しい時」に違いありません。最終回はブラケットのディボンディングについて紹介します。 |
SEM:走査型電子顕微鏡って何? OralStudio Monthly Report201202号より |
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OralStudioはご存知の通り、北大大学院歯学研究科発のベンチャー企業です。ということは、もちろん研究活動していた大学院生が起こした会社です。ということは…「面白い研究ネタ話があるはず」と思い立ち、今回の新連載を企画してみました。我々の専門分野は保存修復学、さらには「レジン-象牙質接着について電子顕微鏡を用いて探求すること」をミッションとしていました。今回はイントロダクション。電子顕微鏡について簡単に解説します。 |
SEMで接着界面を見てみよう OralStudio Monthly Report201203号より |
前回はSEMに関する簡単な説明をしました。SEMとはすなわち物質の表面像を電子線を使って虫眼鏡のように観察する電子顕微鏡です。今回は、メーカーカタログや論文、また業界雑誌に頻出するレジン-象牙質の接着界面のSEM像について解説していきます。これを知れば接着がより楽しくなります。 |
SEMで接着界面を見てみよう OralStudio Monthly Report201204号より |
前回はレジン-象牙質接着界面のSEM観察方法について簡単にお話すると共に、樹脂含浸層の拡大像を確認頂きました。そこでは、エッチング&プライミングにより脱灰された象牙質表面のコラーゲンがボンディングレジンに覆われている様子が確認されましたね。今回は劣化についてお話を進めます。 |
TEM:透過型電子顕微鏡って何? OralStudio Monthly Report201206号より |
前回までは、レジン-象牙質接着界面をSEM:走査型電子顕微鏡で観察した様子についてお話をしてきました。試料表面の状態を詳細に観察できるSEMと双璧を成すのが「試料内部を透過させ観察できるTEM」です。今回から数回にわたり、TEM:透過型電子顕微鏡について簡単に解説していきます。 |
TEMでレジン-象牙質接着界面を見てみよう OralStudio Monthly Report201209号より |
前回までで、なんとなく透過型電子顕微鏡:TEMの試料作製方法と観察方法の概要について理解頂けましたか?TEMは電子線を試料に照射して像を得るため、電子線が透過できない部分が黒くなります。レントゲン写真の正反対ですね。今回はリン酸を使用する接着材のお話です。 |
レジンは本当に浸透しているのか?? OralStudio Monthly Report201210号より |
遂に前回より、具体的なボンディングシステムによるレジン-象牙質接着界面のお話に進んできました。ご存じの通り、ボンディングシステムにはリン酸エッチング処理を行etch-and-rinseシステムとセルフエッチングシステムがあります。今回は前者で形成された界面のお話の続きです。 |
セルフエッチングシステムの界面 OralStudio Monthly Report201211号より |
前回はetch-and-rinseシステムで形成されたレジン-象牙質接着界面のお話をしましたが、今回は日本が誇るセルフエッチングシステムのお話に進みます。今でこそ世界中で発売されているワンステップシステムはセルフエッチングですが、総本山が日本であることは意外に知られていません。 |
セルフエッチングシステムの界面 OralStudio Monthly Report201301号より |
リン酸エッチングシステムと比べセルフエッチングシステムは、象牙質接着界面のHAPが溶かされきらないのでコラーゲン線維がむき出しにならないとお話しました。今回は、当システムのおさらいとともに、そのメリットについてお話を進めていきます。 |
「機能性モノマー」と「傾斜機能的な接着界面」 OralStudio Monthly Report201303号より |
今回は、セルフエッチングシステムに含まれる接着性モノマーと、セルフエッチングシステム特有の「接着界面の様子」についてお話します。どちらも歯質-レジン接着において非常に重要な役割を果たしますので、しっかりと理解して、ボンディング選択基準として頂けると幸いです。 |
セルフエッチングの脱灰作用の違い OralStudio Monthly Report201304号より |
今回は、同じセルフエッチングシステムを使っても、接着界面形態が大きく異なることについてお話します。これは、各システムに使用されている酸性モノマーの脱灰作用の違い、すなわち酸性度の違いによるものです。前回のお話と合わせてご覧頂けるとより理解が深まると思われます。 |
高機能ボンディング材の中身は?? OralStudio Monthly Report201305号より |
今回は、クラレノリタケデンタルより発売されている高機能ボンディング材であるメガボンドFAの中身を覗いていきます。このボンディング材は、機能性モノマーMDP含有の2ステップセルフエッチングシステムで、抗菌作用およびフッ化ナトリウム(NaF)を含んでいるという特徴があります。 |
攻撃は最大の防御なり OralStudio Monthly Report201306号より |
今回は、日本とその他先進国におけるボンディング材基準の違いを簡単におさらいした上で、充填修復の最重要ポイントである接着界面の予後について改めて考え直していきたいと思います。また、勘違いされていることの従来型GICの可能性を再考するキッカケになれば幸いです。 |
従来型GICの価値再考 OralStudio Monthly Report201311号より |
前回の当コラムは、2013年6月号でしたのでかなり期間があいてしまい申し訳ありません。従来型GICの価値再考のきっかけをご提案します。 |
歯科用CTと医科用CTの違い |
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CTであれば何でも同じでしょうか?医科用CTと歯科用CTの違いをご説明するとともに、コンビームCTについての理解を深めて頂きます。また、実際の画像比較も行っておりますので、容易に歯科用CTのメリットをご覧いただけます。 |
難症例への対応 【大学病院、それとも画像センター??】 |
よく「難症例」という言葉を耳にしますが、その大部分は「難診断症例」ではないかと感じます。ここでは、病診連携や大学病院、画像センターの利用について簡単にお話させて頂きます。 |
この画像からフィクスチャ埋入の可否をイメージできますか? |
簡単な読影に関する問題です。皆さん、この画像を見てフィクスチャー埋入リスクについてどのように考えられますか? |
このような症例に苦慮することってありませんか? |
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日常臨床のなかで、口腔粘膜の違和感や突然の歯牙状態変化ほど困ったものはありません。そのような症例には、今まで我々歯科医療従事者が目を向けていなかった「何か」が影響しているかもしれません。 |
忘れてはならない【微生物】:カンジダ |
カンジダと聞くと「また怪しい話だな・・・」と感じられる歯科医療従事者が多くおられると思います。過去の「カンジダと歯周病」に関するメディア報道の影響は未だ根が深く残っていますが、果たして本当に「カンジダ=怪しい話」なのでしょうか?口腔内の常在菌叢は変化します・・・ |
口腔内の微生物検査を行うにあたり・・・ |
口腔内微生物の検査を行う医学的メリットは充分に存在します。ここでは、何を対象として、どのような患者さんに対して微生物検査を行うかお話します。決して難しい話ではありません。明日にでも出来る簡単な検査です。 |
実際の検査方法とその後の対応 |
実際にどのような検査器材を用いるのか、具体的にご説明します。また、検査結果への対応についてもお話します。カンジダを撲滅するために検査を行うのではありません。現在の状態を知り、口腔内細菌叢を良好に保つために行うのです。 |
カンジダ予防や口腔乾燥に活用できるジェルたち |
口腔内の保湿・湿潤に対する対応は、高齢化社会において非常に重要であると考えます。しかし、保湿剤なら何でも良いのでしょうか?様々な選択基準があると思いますが、ここでは「カンジダ予防」と「口腔内保湿」という2点に焦点を絞って製品を紹介します。 |
口腔癌を早期発見できる最前線は歯科医院です |
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一般外来において口腔癌は非日常的な疾患かもしれません。しかし、年間約7000人もの患者さんがおられることも事実です。ここでは私の一般臨床において病院歯科へ紹介した症例をご紹介します。 |
末期癌患者さんの見取りに際し、一般歯科医院ができること |
現在徐々に往診を行う歯科医院が増えてきたと聞きます。しかし一方で、一般外来をそのまま往診に当てはめているケースも問題となってきています。ここでは、終末の患者さんを在宅で看取るために行った病診連携をご紹介いたします。 |
日本の高齢化と口腔癌の関係は・・・ |
欧米では口腔癌症例数が減少しているとの報告があります。しかし一方で超高齢化が進んでいる日本では患者数は増加の一途をたどっております。日本の人口動態を鑑みた上での口腔癌予防・早期発見スキームが必要となってくることでしょう。 |
口腔癌を早期発見するために開業医が持つべき視点とは? |
このコンテンツでは、「一般の歯科臨床において口腔癌を少しでも早期発見するためにはどうしたらよいか」について簡単にご紹介しています。当たり前のことですが、当たり前のことを日々積み重ねることで歯科医療界としての結果を出せると感じるのは私だけではないと感じます。 |
「これはいったい何?」と感じたら・・・病診連携について |
インプラントなどの外科処置が盛んに行われるようになった昨今、多くの歯科医院は病診連携体制を整えておられると思います。しかし一方で、口腔癌を発見、もしくは疑いを持ったときにどのように対応すれば良いかわからないというお話しを伺うこともあります。 |
2011年7月のクラレエッセンス【SAセメントオートミックス】 |
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クリアフィルSAルーティングセメントに関して、全国の先生方から寄せられた質問にお答えします! |
2011年6月のクラレエッセンス【ADゲル】 |
ADゲルは、多くの先生方に様々な方法でご活用いただいておりますが、今一度、成分や使用方法についてご確認ください。 |
2011年5月のクラレエッセンス【セルフエッチング】 |
日々当たり前のように耳にしている「セルフエッチングプライマー」…その正確な意味と作用を解説できますか?ここではエナメル質、象牙質に対するセルフエッチングについてお話します。 |
「君は、歯科医師についてどう思っている?」 |
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アメリカの歯科医師は、患者さんからどのように思われているのでしょうか?日本における現状はなんとなく肌で感じることができますが、海外のことはわかりづらいですね。そこで、20名の友人(アメリカ在住の友人で、日本人ではありません)にアンケートをとりました。 |
「どうやって受診する歯科医師・歯科医院を選びますか?」 |
20名のアメリカ在住の友人に対し、「どうやって受診する歯科医師・歯科医院を選びますか?」と質問しました。単一回答です。回答者は男性11人、女性9人。年齢は20歳代前半から70歳代までです。 |
「歯科医院に行くとき、どういう気持ちでいきますか?」 |
20名のアメリカ在住の友人に対し、「歯科医院に行くとき、どういう気持ちでいきますか?」と質問しました。フリーで回答を頂きました。回答者は男性11人、女性9人。年齢は20歳代前半から70歳代までです。 |
臨床現場発の研究とは? |
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EBMという言葉は、全ての医療従事者がご存知の言葉だと思いますが、DPBRをご存知の方はまだ少ないのではないでしょうか?21世紀に入り、臨床研究の新しいあり方が登場しました。今回のコンテンツでは、この「DPBR」についてご説明します。 |
DPBRNの構築 |
医療に基づいたエビデンスの構築を目指したネットワークであるDPBRNですが、欧米ではどのような広がりを見せているのでしょうか?事例を紹介します。 |
実際の運営について |
実際のDPBRNの活動をご紹介します。インターネットを活用したプラットフォームのため、情報の共有が非常に早く、また、グローバルなことが特徴です。 |
日本におけるPractice Based Research |
欧米で誕生して既に10年近くが経過するDPBRNですが、日本においてはどのような仕組みができつつあるのでしょうか? |
口腔ケアの基本的な考え方 |
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今一度、皆さんの頭を整理してください。何のためにケアをおこなうのか。もう一度、確認してください。 |
「歯を磨くこと」と「ムシ歯の発生」 |
今回のお話しは、ムシ歯の発生から始まり、その根拠を理解して頂きます。キーワードはバイオフィルム。 |
お口の中の自浄作用を見直す |
口腔の保清に最も大切な要素はなんでしょうか?そこをしっかりと考えることで、ケア提供側の視点もぶれなくなります。非常に価値あるコンテンツなので是非ともご一読ください。 |
生理的な嚥下運動をアシストするための口腔ケア 【第3の視点】 |
口腔保清システムが破綻している方における口腔ケアのキーポイントについて解説します。これにより自然と唾液を飲み込むという、患者自身が自然と行う摂食嚥下リハビリテーションにも繋がるかもしれません。 |
「口腔ケア」と「介入理論」について |
ここでは介入理論とは何か、そして口腔ケアとはどういうものなのかをいま一度確認して頂くことを目指しています。口腔ケアを単なる技術の伝承ではなく、「理論的な口腔ケア」の礎を理解していただくためのコンテンツです。 |
介入レベル別の口腔ケアの組み立て方について |
口腔ケアの手法の一例として、ここでは「介入レベル別口腔ケア」を紹介します。これは、対象者の口腔ケア自立度に応じた分類で、介入の程度を3つのグループに分けて考える方法です。 |
新しい口腔ケア手法のコンセプト |
既存の口腔ケア手法の欠点を補い、さらに高いレベルでのケアを実現するために考案したのが湿潤剤を用いた口腔ケア手法です。 |
口腔内保湿・湿潤剤について |
現在、様々な口腔内保湿・湿潤剤が市場に出回っている。それらは、形状や性質が大きく異なるため、症例をきちんと選別して使用することが望ましいと考えられる。 |
様々な保湿剤に関する比較検討 |
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口腔の保湿剤は様々な要件を満たす必要があります。本研究では、各社から販売されている保湿剤をワセリンと比較し、多角的に検証しました。 |
西円山病院歯科診療室における保湿剤利用 |
当院では、各保湿剤の特徴などを総合的に勘案した上で第一選択肢を決めています。後は患者さんの状態により、複数の保湿剤からその時々にマッチしたものを提供しています。 |
保湿剤の有効な使用方法とその効果 |
「きれいにして、爽快感を味わってほしい!」というのは、口腔ケアに携わる者すべての思いですが、時間がかかりすぎると、口腔ケアを受ける側にとって爽快感を通り過ぎ、疲労や苦痛へとつながることがありますね。 |
新しい湿潤剤の開発 |
新しい口腔ケアのコンセプトを実践するために必要になったのが、口腔ケア用の湿潤剤です。これは既存の湿潤剤に適切な性質をもつものがありませんでしたので開発することにしました。 |
広がる湿潤剤の応用範囲 |
口腔湿潤剤は日常臨床に広く応用可能であることがわかってきました。ここでは、簡単ではありますが、湿潤剤を使用し効果が認められた典型的な症例を例示します。 |
エイジングについて |
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本コンテンツでは、エイジングに対する人類の思いを簡単に紹介するとともに、エイジング因子を簡潔に記します。 |
活性酸素ことはじめ |
オーラルスタジオ内でも活性酸素に関する解説は比較的多く提供しておりますが、ここでは分かりやすく解説しております。皆さんの活性酸素に対する理解の一助になれば・・・ |
白金ナノコロイドの作用 |
白金は古くから酸化還元反応の触媒として使用されてきました。そして,白金を数ナノサイズにまで極小化し,その結果優れた抗酸化作用を有する白金ナノコロイドが誕生しました。 |
白金ナノコロイドの応用 |
白金ナノコロイドの抗酸化能に着目した商品応用を示します。皆様に最も注意していただきたいことは、同じ白金ナノコロイドでも製造方法によりその効果は大きく異なるということです。 |
重症扁平苔癬に対する白金ナノコロイドによる抗酸化作用の効果 |
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扁平苔癬は、原因や病態はいまだ明確に解明されていない。特に潰瘍やびらんを有する「重症型」は対処療法も困難であり、患者QOLを維持、向上させることは難しく、その対応に苦慮することが多い。本コンテンツでは、ラジカルコントロールによる扁平苔癬病態の変化を追ってみたい。 |
重症扁平苔癬臨床報告 |
対処療法が難しい重症型扁平苔鮮に対するプラチ・ナノテクトの臨床効果を報告する。 |
結論と考察 |
OLPは原因不明の角化異常を伴う難治性の慢性炎症性疾患であり,その主訴は摂食時の刺激痛とされているため、本疾患に対する臨床的対応の主たるものは,炎症性特性に対する抗炎症治療ということになる。 |
タイプ別 扁平苔癬に対するラジカルスカベンジャーの応用 |
ここでは、以上のコンテンツを踏まえ、扁平苔癬の型による対処療法を簡単に説明する。またなぜラジカルコントロールが効を奏したかについても推測する。 |
クリニカルカリオロジー”Now” ― はじめに ― |
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歯科の二大疾患である齲蝕と歯周病。近年は様々な啓蒙活動により齲蝕歯数は減少傾向を示しておりますが、医学的な見地からみた齲蝕とは・・ |
クリニカルカリオロジー”Now” ― ミニマムインターヴェンション ― |
最近のクリニカルカリオロジーの進展と生体接着技術(接着性レジン材料など)の進歩のおかげでミニマムインターヴェンション(MI)という概念が広がりつつあります。 |
クリニカルカリオロジー”Now” ― 終わりに ― |
歯科の技術革新をベースとしたクリニカルカリオロジーは、1990年代から爆発的に世界に広がりつつあります。これからも日本から患者さんのQOLを向上させる新しい技術が生まれてくることを期待しています。 |
読んで得してほしい? 最近の象牙質接着システムの分類について1 |
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本寄稿では、現在臨床家の皆さんを悩ませていると思われるレジン接着システムについて数回にわたり解説します。初回は、修復学講座にいる私自身の経験を踏まえ、簡単なイントロダクションを展開します。 |
読んで得してほしい? 最近の象牙質接着システムの分類について2 |
皆様ご存知のように、象牙質接着は、酸処理により無機成分の脱灰、その結果生じた空隙にレジンモノマーが浸透して重合硬化、レジンと象牙質コラーゲンが機械的に嵌合する・・・ |
読んで得してほしい?最近の象牙質接着システムの分類について3 |
近年市場に存在する接着システムを用いると、1、2あるいは3ステップの接着操作で、前述した象牙質接着が達成されます。 |
読んで得してほしい?最近の象牙質接着システムの分類について4 |
前回は、トータルエッチングシステムについて、お話しました。今回は日本発の接着システムであるセルフエッチング接着システムについてお話を進めていきましょう。 |
読んで得してほしい?最近の象牙質接着システムの分類について5 |
前回は、セルフエッチングシステムの概要および最近の傾向をお伝えしました。今回は、セルフエッチングシステムのエッチング能力に着目し、最先端の研究情報を織り交ぜながら説明します。 |
読んで得してほしい?最近の象牙質接着システムの分類について6 |
現実にはトータルエッチング、セルフエッチング、グラスアイオノマー接着システムなど、現在の接着システムは多種多様であり、また操作も様々です。 |
歯質の脱灰と再石灰化について |
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エナメル質う蝕の発生は、エナメル質表層が脱灰されることより始まることは、周知の事実である。エナメル質は常に脱灰と再石灰化にさられているわけだが、今一度“歯質の脱灰と再石灰化”について確認していただければ幸いである。 |
一般的な募集方法との比較 |
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歯科求人サイト「Denty」と一般的な募集方法との比較についてご紹介します。 |
Webや専門家を活用する価値 |
歯科求人サイト「Denty」や専門家を活用する価値についてご紹介します。 |
どのくらいの医院が使っているの? |
歯科求人サイト「Denty」をどのくらいの医院がご利用しているかをご紹介します。 |
Dentyからのお知らせ |
ここでは歯科求人サイト「Denty」からのお知らせをご紹介します。 |