taste disorder,dysgeusia
taste disorder,dysgeusia
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分野名
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解説
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【定義】
味覚の減退から完全な味覚消失までの味覚異常をいう
【症状】
味覚減退:
味が薄く感じる
味覚消失:
味がまったくわからない
自発性異常味覚:
食物がないにもかかわらず、いつも苦い味がする
解離性味覚障害:
ある特定の味がわからない
悪味症:
食物がいやな味になる
異味症:
ある食物が本来とは異なった味がする
【原因】
血中の亜鉛濃度の低下
服用薬の副作用
全身や口腔疾患
心因的な原因など
【検査】
味覚ディスク検査:
定量的な障害部位の検査が可能
電気味覚検査:
半定量的検査である。
基本的な4種の味、甘味(砂糖)、酸味(レモン汁)、塩味(食塩)、苦味(アスピリン、キニーネ、アロエなど)をろ紙にしみこませて舌面上にあてて行う。
濃度の調整された試験味質を用い、低濃度から高濃度へ移し、味らしきものを感じた濃度を検知閾値とし、味の性質を正確に感知したところを認知閾値とする。
血液検査:
微量金属の定量を行う。
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