抗凝固薬と抗血小板薬
コウギョウコヤクトコウケッショウバンヤク
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分野名
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解説
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【抗凝固薬】
血液凝固因子の産生を抑制
→血栓形成を予防
・ワーファリン
→ビタミンK依存性の第 II 、VII 、 IX 、 X 因子の産生を抑制
・ヘパリン
→アンチトロンビン
→活性化された凝固因子 II 、 X 、 X I 、 X II 因子の形成抑制
【抗血小板薬】
血小板の粘着・凝集を抑え、血栓の形成予防
血小板の活性が続く動脈血栓(高い血流速度の環境下)の生成予防に有効
→ 脳梗塞、心筋梗塞など
・アスピリン
→プロスタグランジン合成酵素(サイクロオキシゲネース)をアセチル化
→失活
→PGG2、PGH2、トロンボキサンA2(TXA2)などの産生抑制
→血小板凝集を阻害
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