咬合調整
コウゴウチョウセイ
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分野名
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解説
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【歯周治療においては・・】
・早期接触(診査には触診法が有効)の除去。
・多数歯ができるだけ同時に接触するようにする。
・側方圧を軽減し、垂直圧に変える(咬合圧を歯軸方向に)
・咬耗により広くなった咬面を縮小し、広い咬合接触部は球面形成し、点状接触に近づける。
・裂溝を形成し、咬合面から舌側あるいは頬側へ食物の流れをよくする(機能的形態を付与)
・辺縁隆線の形成とブラジャ-カスプの除去により食片圧入を防ぐ。
・上下顎前歯の切線を削合してオ-バーバイトやオ-バージェットを改善する。
・咬合高径を変化させないこと。
【義歯においては・・・】
・中心滑走時はMUDLの法則、作業側はBULLの法則に従って咬合調整する。
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