歯根嚢胞
シコンノウホウ
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分野名
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解説
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【概要】
・歯根肉芽腫中のマラッセの残存上皮が慢性炎症などの刺激により増殖
・失活歯のみに発症←失活歯がないと歯根嚢胞は生じない
・皮質骨が薄くなり、 濁音(歯根振盪)
・大きくなると歯肉腫脹、羊皮紙様感、波動、 Gerber隆起(上顎前歯部)
・組織学的には重層扁平上皮層(非角化)、肉芽組織層、線維質結合組織による3層構造
・嚢胞穿刺で、淡黄色粘稠の滲出液(コレステリン結晶)
・X-P的には歯根肉芽腫との鑑別は困難(境界明瞭)
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