歯石
シセキ
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分野名
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解説
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【概要】
プラークが石灰化したもの
「口腔内の歯やほかの固体物上で、すでに石灰化したりあるいは石灰化しつつある沈着物」
と定義される。
【詳細】
歯石はその付着部位により、臨床的に歯肉縁上歯石と歯肉縁下歯石に分けられる。
■特徴
・唾液の作用によりプラークが石灰化したもの。
・歯肉辺縁より歯冠側にあるものを歯肉縁上歯石、根尖側にあるものを歯肉縁下歯石という。
・ 歯石の上にプラークが蓄積することにより、歯周炎を発症させる要因となる。
【構成】
無機質が約90%、有機質が約10%
<主 成分>リン酸カルシウム
<その他>ハイドロキシアパタイト、リン酸オクタカルシウム、
ウィットロカイト、ブルシャイトなど
《参考:歯肉縁上歯石》
歯肉辺縁より歯冠側に付着したもので、比較的軟らかい歯石
《参考:歯肉縁下歯石》
歯肉辺縁より根尖側、すなわちポケット内に形成された歯石
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