絨毛
ジュウモウ
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分野名
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解説
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【概要】
・長さ1mm前後
・肉眼で確認できる
・粘膜突起
・吸収上皮細胞で覆われ、少数の粘液分泌性の杯細胞が介在
【上皮】
吸収上皮細胞が大部分
吸収上皮細胞の細胞質は線条縁と呼ばれる
→線条縁は微絨毛からなる
【固有層】
絨毛の上皮の下→基底膜
→その下→粘膜固有層に相当する結合組織(細網組織)
基底膜の直下に平滑筋のフィラメントを含み収縮性がある細胞が存在(筋 - 線維芽細胞)。
膨張しようとする絨毛の組織を抑え込みバランスをとる働きをしている。
【脈管】
固有層の毛細血管はとくに上皮の基底膜の直下に存在する。基底膜側では内皮がとくに薄く、窓あき型である。これは吸収上皮細胞が摂取した多量の栄養物質を取り込むためと考えられる。
≪参考:吸収上皮細胞≫
・絨毛の表面の大部分を覆う細胞
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