小舌症
ショウゼツショウ
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分野名
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解説
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【概要】
小児期における舌は比較的早い時期に成長するため、口腔内容積に比べて一般的に大きいが、小さいものを小舌症という
歯列弓は鞍状というより、全体的に狭窄した形態を示す。
【原因】
先天異常や舌の形成不全
【影響】
哺乳障害、発音障害、歯列不正、構音障害などをきたしやすい
【参考:巨舌症】
≪概要≫
口腔容積に比べて相対的に舌の容積が異常に大きい場合をいう
≪要因≫
血管膿やリンパ管腫などの後天的な原因によって発生する場合と、
Down症候群やBeckwith-Wiedeman症候群のような遺伝的な要因によって発生するものがある
≪特徴≫
・多くが開咬などの歯列不正を誘発する
・なお、 Beckwith-Wiedeman症候群では増齢とともに口腔容積が増大し、相対的に巨舌症が改善、解消することもある
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