小リンパ球
ショウリンパキュウ
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分野名
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解説
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【概要】
・大きさでリンパ球を分類
・直径8ー9μmの円形細胞
・全白血球の20~30%(成人)
【構造】
核が細胞質に比べて大きい
異染色質が目立つ
核に小さい切れ込みが見られる
細胞質には遊離リボソームが多い
アズール顆粒が散在
【詳細】
アメーバ様の運動をするが、顆粒白血球のように活発ではない。
血管内に遊走したり、結合組織の中や上皮細胞へ侵入
好中球のような食作用はない
【大リンパ球との関連】
リンパ球にはT細胞とB細胞が存在
→抗原刺激を受け小リンパ球から大リンパ球に変化
→免疫能を発揮
このような大リンパ球を免疫芽細胞といい、小リンパ球がするこの変化を、芽細胞化という。
≪参考:大リンパ球≫
・リンパ球をその大きさによって分類したときのひとつで、直径10ー15μmの円形細胞である。
・B細胞が抗原刺激にあうとこの細胞になる。
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