ショック
ショック
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分野名
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解説
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【ショックの定義】
ショックは症候群
「急性に発症した全身的循環障害で、組織や臓器の細胞が正常な機能を維持するのに十分な血液循環が得られない結果発症する種々の異常を伴った状態」と定義されている。
【ショックの分類】
・心原性ショック
・感染性ショック
・神経(原)性ショック
・アナフィラキシーショック
共通点は、
組織への酸素供給の不足(低酸素症)
→組織細胞機能の障害
→重要臓器の機能的または器質的障害を合併
【ショックの経過】
1・循環障害が軽度な場合
循環調節メカニズムの代償作用
→心拍出量、血圧は正常範囲に
2・循環不全が長引くと
代償作用が限界
→循環系の病態が悪循環に
3・最終的に
酸素欠乏
→機能的・器質的障害
→死に至る不可逆性ショック
CVP
→下大静脈が心臓にまさに帰らんとするときの圧力心原性ショック
→強い胸痛による呼吸ー循環を改善ニトログリセリン舌下投与
→無効である場合は塩酸モルヒネ(塩酸モルフィン)静注アトロピンを併用して徐脈を防止する
神経性ショック
→アトロピン静注心原性ショック
→心房性の不整脈ならプロカイン局麻アレルギー
→アトロピン、ステロイド、クロルフェニラミン、重層ナトリウム、最後にアドレナリン
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