唇顎口蓋裂
シンガクコウガイレツ
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分野名
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解説
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【原因】
・唇裂(胎生4 - 8週)
一次口蓋癒合不全
・口蓋裂(胎生8 - 12週)
二次口蓋癒合不全
《唇顎口蓋裂を伴う先天性疾患》
・ダウン症
・Pierre Robin症候群
・第一鰓弓症候群
《問題点》
・哺乳障害(栄養障害)
・言語障害
→開鼻声と構音障害(破裂音)
・審美障害
・聴覚障害
・上顎劣成長
・歯列不正
→齲蝕、萌出障害、欠如歯
・鼻口唇形態異常
【治療】
(1)Hotz床
・吸綴力の向上
・顎発育の促進
・舌の侵入防止
(2)口唇形成術
生後2 - 6ヶ月で体重5kg以上になった時点で行う
・三角弁法
Randall法
・回転伸展術
Millard法
(3)口蓋形成術・・・1歳6ヶ月で行う
・口蓋弁後方移動術
Push back法
・粘膜骨膜弁
Wardill法
・粘膜弁
Perko法
・二段階法
1 - 2歳で軟口蓋を、5 - 7歳で硬口蓋を形成する方法
(4)言語治療
3 - 4歳から
・スピーチエイド
・軟口蓋挙上板
・咽頭弁移動術(12歳以上)
・Re-push back法
→残遺孔の閉鎖
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