赤血球沈降速度
セッケッキュウチンコウソクド
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分野名
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解説
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【概要】
血液中の細胞成分が沈降する速度
【詳細】
血液に抗凝固剤を加えると、細胞成分が沈降。
赤血球沈降速度の専用の細長いガラス管ないしはディスポーザブルのプラスチック管に入れて垂直に立てると、赤血球は自然沈降する。一定時間経過後、赤血球層の上に分離した血漿層の厚さを測定し、赤血球沈降速度とする。
■促進される原因
・赤血球の比重の増加
・赤血球数の減少(貧血)
・赤血球が集合しやすいとき、あるいは血漿グロブリンの増量(炎症その他)
・アルブミンの減少
など
【測定法】
血液(1.6ml)にクエン酸ソーダ(3.8%、0.4ml)を加え、内径2.5mmガラス管中に入れ(高さ20cm)、1 - 2時間室温で放置する。上端の血漿部分の長さを読んで沈降速度の指標とする。正常1時間値は男1 - 5mm、女4 - 10mmである。
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