単純疱疹
タンジュンホウソウ
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分野名
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解説
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【概要】
口唇、歯肉、口蓋、舌などに、限局性に多発する小水疱がみられるウイルス性疾患
Herpes simplexvirus 1 (HSV-1)単純疱疹ウイルス
【特徴】
単純疱疹ウィルスが三叉神経節に潜伏感染
1型→口唇、顔面に生じる
2型→外陰部に生じる
不顕性感染で、血清中には高い抗体価が認められる
→現在または極めて近い過去にウィルスにより発症していた事を示す
小水疱を形成
初感染は90%が不顕性感染
感染後血清中に高い抗体価が確認される
→中和抗体ではなく、再発を予防しない
【症状及び経過】
前駆症状→灼熱感やカユイ感じ
水泡の治癒→約1週間 - 10日間で瘢痕形成
ちなみに帯状疱疹は3 - 4週間で治癒
【治療】
アシクロビル、第2選択薬としてビダラビン
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