DMFindex
DMFindex
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分野名
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解説
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【概要】
総う蝕経験量としての概念。
D:う蝕乳歯(decayed teethの略)、未処置のう蝕歯
M:喪失永久歯(missing teethの略)う蝕による喪失歯
F:処置永久歯(filled teethの略)
処置されたう蝕歯(ただし、二次う蝕歯はDに含める)
【DMFindexを使用するにあたっての留意点】
永久歯と乳歯を区別するために、永久歯には大文字(DMF)を、乳歯には小文字(demf)を用いて、混同を避けたい指標
う蝕による喪失の適用は30歳までのもので、それ以上ン年齢の人には問診して喪失理由を聞く必要がある(WHO)。また、矯正処理などによって便宜的に抜去された歯や、外傷によって失った歯は喪失歯として適用しない。
未処置のう蝕の診断基準はそれぞれの分野で若干異なり、その程度も異なるので、DMFの数評価には注意が必要である。
d・e・fの概念は、乳歯列における喪失歯はう蝕によるものなのか、生理現象として脱落したのか不明であるために、現在歯のみから得られる情報に価値があるものとして提案された。
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