DMF
ディーエムエフ
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分野名
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解説
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【概要】
d・e・fの概念は、乳歯列におけるう蝕の数量評価法
【詳細は…】
う蝕は、蓄積性の疾患→
断面調査によって過去の経緯を知ることができる。
→Kleinらが総う蝕経験量としてのDMFという概念を提案
D:う蝕乳歯(decayed teethの略)、未処置のう蝕歯
M:喪失永久歯(missing teethの略)う蝕による喪失歯
F:処置永久歯(filled teethの略)
処置されたう蝕歯(ただし、二次う蝕歯はDに含める)
永久歯と乳歯を区別するために、永久歯には大文字(DMF)を、乳歯には小文字(demf)を用いる
◆乳歯:def, dmf, df
d:う蝕乳歯(decayed deciduous teeth indicated for filling の略)
未処置のう蝕歯(処置を必要とするう蝕歯)
e:要抜去乳歯(decayed deciduous teeth indicated for extraction)
要抜去歯、喪失歯に関係なく要抜去歯のみに用いる。
m:喪失乳歯(missing deciduous teeth because of cariesの略)
う蝕による喪失歯。特に早期喪失歯で5歳未満児に用いられる。
f:処置乳歯(filled deciduous teethの略)
処置されたう蝕歯
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