テトラサイクリン系抗生物質
テトラサイクリンケイコウセイブッシツ
-
分野名
-
解説
-
【特徴】
・タンパク質合成阻害→静菌的
・グラム陽性、陰性菌、マイコプラズマ、クラミジア、リッチケアなど広範囲→マイコプラズマ、クラミジア、リッチケア感染症の第一選択薬、MASAにも有効
・最近耐性菌増加→使用限定
・牛乳などと同時服用で吸収阻害(CaやMgとキレート結合)
【代表的薬剤】
・オキシテトラサイクリン(オキシテトラコーン)
抜歯窩の感染予防、感染治療
・ミノサイクリン(ミノマイシン)
口内炎、歯根膜炎、歯周炎、歯肉炎、歯性上顎洞炎
【副作用】
・肝障害
・過敏症(光線過敏症)
・ビタミン欠乏症
・菌交代症(ガンジダ症、黒舌症)
・胎生期、成長期の投与→歯、骨などの硬組織に沈着→歯牙着色、エナメル質形成不全、骨の発育不全→妊婦、新生児、小児には投与をひかえる
★★★ ぜひご活用ください! ★★★
OralStudio歯科辞書はリンクフリー。
ぜひ当辞書のリンクをご活用ください。
「出典:OralStudio歯科辞書」とご記載頂けますと幸いです。