膿性カタル
ノウセイカタル
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分野名
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解説
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【概要】
・好中球を含む膿が粘膜表面から外部に流出する形態を示す炎症
【詳細】
膿が外部に流出するため、組織自体はあまり融解を起こさない。
膿性浸出物は膿漏(pyorrhea)と呼ばれ、鼻腔粘膜、淋菌の感染を受けた尿道、子宮頸管および眼球結膜によく見られる。
粘膜ないし漿膜で囲まれた体腔に膿汁が貯留する病態を蓄膿症といい、副鼻腔、胸膜腔、心嚢などに見られる。
《参考:化膿性炎》
・急性炎症の炎症形態の一つ
・漿液化膿性炎よりも好中球が特に多いもの
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