脳性麻痺
ノウセイマヒ
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分野名
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解説
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【定義】
脳の発育期間中に各種の障害
→脳損傷
→中枢性の運動機能に永久的に障害
≪特徴≫
・CPともいう
・症状は満2歳までに発現
・全身症状:不随意運動、言語障害
・口腔内症状:エナメル質減形成、歯列不正、咬耗、薬物性歯肉増殖(抗てんかん薬)
≪分類≫
・筋機能が亢進した痙直型(約50%)
・不随的な非協調運動がみられるアテトーゼ型(約15%)
・その他に失調型や強剛型、弛緩型などの病型がある
【歯科治療における注意事項】
歯科診療中の刺激により、体の突発的な体動を引き起こしやすいため注意が必要。
咬反射:
口腔内に物が触れることにより、反射的に噛み締めてしまう反射
器具による粘膜損傷や器具の破損に注意すること
驚愕反射:
本人が予期しない刺激により体動や反り返りが生じる反射
タービンやバキュームなどによる突然の大きな音に対して引き起こされることがあるので注意が必要
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