斑状歯
ハンジョウシ
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分野名
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解説
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【概要】
・フッ素の継続的摂取による為害作用として発生するエナメル質の石灰化不全の1型
・歯のフッ素症の症状名
【特徴】
・重症になるにつれて白斑・白濁部が多くなり、実質欠損や着色をともなうようになる
・永久歯に多い
・フッ素による白斑(フッ素濃度1 - 2ppm以上)
・第二乳臼歯発育不全による白斑
【参考:歯のフッ素症】
≪概要≫
歯の石灰化の時期に過量のフッ素を継続的に摂取することによって起こる歯の石灰化不全の1型
≪原因≫
主として飲料水中のフッ素濃度に起因する
≪症状≫
・エナメル質に白斑または白濁状に現れる
・褐色または黒褐色をともなうこともある
・白濁状態が強くなるとエナメル質に実質欠損がみられる
≪特徴≫
・歯の形成期の影響であるので、エナメル質の石灰化形成線または帯に沿って発現する特徴がある
・エナメル質の全面に散在性白濁斑がみられることもある
・乳歯に発現することはまれ
・永久歯前歯部唇面に左右対称性に現れることが多い
【参考:過剰歯】
・好発部位は上顎正中部
・永久歯に多い
【参考:タ-ナーの歯】
・上顎第一小臼歯、下顎第二小臼歯に好発
・エナメル質の減形成を伴う
【参考:タウロドント(長胴歯)】
・下顎第二乳臼歯に出現する
・くる病やクラインフェルタ-症候群で見られる
【参考:萌出遅延の原因】
・鎖骨頭蓋異形成症(粘膜下や顎骨内に多数の埋伏歯)
・ダウン症
・無汗型外胚葉異形成症(完全あるいは部分無歯症)
・くる病
・副甲状腺機能低下症(エナメル質形成不全、歯根膜腔の拡大、下顎第二乳臼歯のタウロドント)
【参考:早期脱落を引き起こす全身疾患】
・低ホスファタ-ゼ症
・先天性掌蹠角化症(パピヨンルフェ-ブル病)
【参考:ボトルカリエス】
・上顎乳歯(D - D)に限局した。カリエス
・上顎第二乳臼歯は実質欠損あるいは白斑を生じる
・卒乳は約1歳.
【参考:エナメル質形成不全】
・局所的なエナメル質形成不全は、エナメル質実質欠損やエナメル質石灰化不全による
・全顎的なエナメル質形成不全は遺伝性のエナメル質形成不全症
【参考:新産線】
・出生時の石灰化不全
・乳歯と第一大臼歯にのみ認められる
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