表層粘膜細胞
ヒョウソウネンマクサイボウ
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分野名
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解説
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【概要】
・胃の表層を被い、粘液を産生
・主にムチンを分泌
・自己消化から粘膜を守る役割
【構造】
背の高い単層円柱上皮
核は強く基底側に寄る
細胞質は通常の染色では明るく透明
核上部の細胞質に多量の粘液性(中性)の分泌顆粒を有する
開口分泌によって放出された粘液が上皮表面に薄層を形成し、胃酸(強酸)による消化を防ぐ
≪参考:胃≫
・1200 - 1600ml
・送られてきた食物に塩酸とタンパク分解酵素のペプシンを加えながら混ぜ合わせ、消化の第一段階を行う
・胃の起始部から順に、噴門部、食道、胃底、(噴門切痕)、胃体、幽門部、幽門、小湾、角切痕、大湾
・中腔構造は特殊な細胞が多く存在する
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