閉鎖堤
ヘイサテイ
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分野名
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解説
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【概要】
・典型的な接着複合体
・この上皮構造により身体の内部環境は、腸管内腔という外界から遮断される
【詳細】
腸管内腔という危険で汚れた外界(消化管内は外界ともいえる)から遮断され、ごく低分子の物質や特殊な機序で運ばれる物質(ビタミンなど)以外は、体内に通過することができない。この防壁を腸管関門と呼んでいる。
吸収上皮の細胞間はところどころでデスモゾームによって結合されているが、そのほかの場所ではかなり広い隙間をなしている。
上端部の閉鎖堤、とくにタイト結合は、こうした細胞間隙を腸管内腔から閉鎖する唯一の構造である。
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