ヘッドプレートコレクション
ヘッドプレートコレクション
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分野名
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解説
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【概要】
抜歯の判定に当たって、FMIAをできるだけ65°に近づけるには下顎前歯の移動をどれだけ行えばよいかを算出した値。
【詳細】
頭部X線規格写真上で下顎中切歯の根尖を通ってFMIAが65°になるような直線を引き、切縁部の変化量を計測し、これを2倍する。
Tweedは抜歯による矯正治療を行う際の目安として、この値と模型上から得たアーチレングスディスクレパンシーとの総和をトータルアーチレングスディスクレパンシーとした。
通常、下顎の第一小臼歯の歯冠幅径との差を求め、下顎歯列における抜歯の必要性を検討する。Tweedはトータルディスクレパンシーが4mm以下である場合を非抜歯症例に、それ以上を抜歯症例とした。
《参考:アーチレングスディスクレパンシー》
Arch length discrepancy=Available arch length-Required arch length
※この値がマイナスの場合は叢生状態を表し、プラスの場合は空隙歯列を表すことになる。
参考文献:歯科矯正学 第5版 医歯薬出版株式会社
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