ヘモジデリン
ヘモジデリン
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分野名
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解説
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【概要】
・ヘモグロビン由来の色素のこと
・鉄を含有→黄褐色あるいは褐色の結晶様
・ベルリン青染色により青に染まる
【生成由来】
赤血球やヘモグロビンが細胞(マクロファージなど)に貪食されリゾソームで分解される過程で生じるもので、正常な状態でも脾臓や骨髄に認められる。ちなみに、ヘモグロビンが分解される際、ビリルビンも生成される。
【代謝】
遊離ヘモジデリン:腎尿細管で再吸収
鉄:ヘモジデリンとして尿に排泄
(溶血により遊離ヘモジデリン増加⇒尿におけるヘモジデリンは陽性となる)
【疾患】
全身性ヘモジデローシス
→全身の臓器や組織にヘモジデリンが沈着
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