補体の活性化経路
ホタイノカッセチカケイロ
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分野名
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解説
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【概要】
補体の活性化には、
・古典経路
抗原抗体複合体を用いている経路で獲得免疫にかかわる
抗体や補体成分のC1qの病原体表面への結合によって誘導される古典経路
・レクチン経路
抗原抗体複合体を用いている経路で獲得免疫にかかわる
ある種の夾膜細菌に結合性を示す正常血清中のタンパク、マンノース結合タンパクによって誘導されるレクチン経路
・第二経路
病原菌表面を用いる経路
病原体表面で直接に誘導される第二経路
の三つの経路がある。
いずれの場合もまず、中心的な酵素活性が活性化され、それによって補体系のエフェクター機能が誘導される。
補体系活性化の結果誘導される主な機能は、病原体のオプソニン化、炎症細胞の動員、および病原体の直接的障害の三つである。
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