補体分解物
ホタイブンカイブツ
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分野名
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解説
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【概要】
・補体系を構成する一連の血漿タンパクは、免疫や炎症において重要な役割を演じる
【詳細】
感染に際して、抗原抗体複合体が形成されると古典経路を経由して補体が活性化される
他方、グラム陰性細菌のエンドトキシンは代替(副)経路を経由して補体系を活性化する
いずれの経路においてもC3が分解されてできるC3aおよびC5が分解されてできるC5aが主体となって血管透過性を亢進する。
この両者はアナフィラトキシンとよばれ、肥満細胞や血小板からヒスタミンを放出させる作用もあり、血管拡張を引き起こす。
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