マクロライド系抗生物質
マクロライドケイコウセイブッシツ
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分野名
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解説
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【特徴】
(1)よく使われる
(2)タンパク合成阻害→静菌的→副作用少ない
(3)主にグラム陽性菌、マイコプラズマ、クラミジアに対して用いられる マイコプラズマ肺炎などの呼吸器感染の第一選択薬
(4)嫌気性菌にも作用→歯科領域で有用
(5)細胞内移行性良い→血中濃度低くても組織濃度高い
《代表的薬剤》
(1)エリスロマイシン(エリスロシン)→智歯周囲炎
(2)ジョサマイシン
(3)ミデカマイシン(ミオカマイシン)→骨膜炎、歯根膜炎、歯槽骨炎、智歯周囲炎、上顎洞炎、抜歯後感染
(4)クラリスロマイシン(クラリス、クラリシッド)
(5)ロキシスロマイシン(ルリッド)→歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎骨炎
(6)アジスロマイシン(ジスロマック) 血中濃度半減期:約62時間
《副作用》(1)少ない:胃腸障害、肝障害
(2)禁忌:肝で大部分代謝されるため、肝炎、肝硬変など
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