末梢性顔面神経麻痺
マッショウセイガンメンシンケイマヒ
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分野名
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解説
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【概要】
突発性の顔面麻痺
急性に発症した顔面麻痺の中で原因が明らかではないものを特にBell麻痺という(末梢性麻痺のうち60 - 70%)
【詳細】
■原因
顔面神経管内の虚血、浮腫(ストレス、風邪、寒冷刺激)
■症状
片側性
前額部しわ寄せ不可能、麻痺性兎眼、Bell症候、鼻唇溝消失、口笛不能、流涎、味覚異常、聴覚過敏
■検査
涙分泌、聴覚、味覚、唾液分泌、表情筋筋電図
■治療
薬物療法(副腎皮質ステロイド薬、ビタミンB剤、末梢血管拡張薬)
理学療法(温罨法、マッサージ、赤外線)
神経ブロック(頸部交感神経(星状神経節)ブロック:血管拡張)
外科療法(顔面神経管内減圧手術、神経吻合術)
■経過
6 - 8週で軽快
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