末梢性顔面神経麻痺を来たす疾患
マッショウセイガンメンシンケイマヒヲキタスシッカン
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分野名
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解説
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【Bell麻痺】
・原因
不明
・治療法
1・浮腫を取り⇒(副腎皮質ステロイド)
2・血流を増やし⇒ (ATP製剤、星状神経節ブロック)
3・神経を活性化⇒(ビタミン製剤)
【Ramsay-Hunt症候群】
・原因
水痘・帯状痛疹ウイルス(varicella-zoster virus)によるもので耳介の水疱が特徴
・治療法
上記の1・2・3に抗ウイルス薬(アクシロビル、ビダラビン)を加える。
【Heerfordt症候群】
発熱、ぶどう膜炎、耳下腺腫脹、顔面神経麻痺を特徴とする。
ほとんどの症例は20-40才であり、女性の方が多い。
確定診断のために、サルコイドーシスの病理組織診断が必要
【Melkersson-Rosenthal症候群】
・原因:不明
・特徴:顔面神経麻痺+(肉芽腫性口唇炎)+(溝状舌)
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