慢性硬化性骨髄炎
マンセイコウカセイコツズイエン
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分野名
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解説
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【概要】
化膿性骨髄炎と異なり骨の造成が特徴
【詳細】
■原因
原因不明
下顎骨の広い範囲に硬化性の変化
■症状
骨膨隆、無症状、ときどき急性化(腫脹、疼痛)
■画像検査
パノラマ、後頭前頭方向像で不透過像の中に透過像が虫喰い状、まだら状に混在、まだら模様経時的に変化、99mTc骨シンチグラムで病変部集積像
■組織所見
急性期:好中球を主体とする炎症性細胞浸潤像、慢性期:骨硬化像、リンパ球散在
■治療
急性期:抗菌薬の投与(+合成系抗炎症薬)、慢性期:皮質骨除去術、皿状形成法
■鑑別
下顎骨線維性(骨)異形成症、Garre骨髄炎
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