静脈内鎮静法
ミャクナイチンセイホウ
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分野名
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解説
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【概要】
主にベンゾジアゼピン系薬剤とプロポフォ-ルによるものがある。
【使用薬剤】
1)ペンゾジアゼピン系鎮静薬(単独使用される)
1.ジアゼパム
2.フルニトラゼパム
3.ミダゾラム(血管刺激無し)
2)プロポフォ-ル(単独使用される)
3)ベンゾジアゼピン拮抗薬(呼吸抑制に拮抗)(単独使用されない)
フルマゼニル
4)麻薬拮抗性鎮痛薬(1と2を併用)(単独使用されない)
1.ペンタゾシン
2.プトルファノ-ル
3.ププレノルフィン
●ベンゾジアゼピン系
薬剤としてはジアゼパム、ミダゾラムなどが挙げられる。
ベンゾジアゼピン系は抗痙攣作用を有し、至適濃度で健忘作用を示す。重症筋無力症、緑内障患者には禁忌である。
(1)ジアゼパム・・・血管痛があり、近年使用頻度は減少しているが、局所麻酔中毒患者や過換気症候群に用いられる。
(2)ミダゾラム・・・血管痛はなく、ぜんぞじアゼピン系の中で最も作用時間が短い。
●プロポフォ-ル
静脈全身麻酔薬であるが、鎮静法にも利用される。健忘効果はベンゾジアゼピン系に劣るが、調節性に優れる。血管痛がある。
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