類洞の内皮細胞
ルイドウノナイヒサイボウ
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分野名
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解説
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【概要】
・類洞の構造に代表される特徴を持つ
・小孔を多く持つ
【詳細】
血液の液体成分(血漿)はこの小孔を通って自由にディッセ腔に出入りし、肝細胞の表面に直に触れている。血漿中のアミノ酸、グルコース、ビタミンなどが、ここから肝細胞に取り込まれる。
類洞の内皮の小孔は、径0.1μm以下の丸い窓で、ふるいのような領域に集合して窓あき小野をなす。しかし、ところによって1 - 3μmの大きい窓も見られる。これらの細胞内にある窓のほかに、細胞間にも時に大小の間隙が開いている。
《参考:類洞》
・洞様毛細血管ともいう
・肝細胞索の間を求心性に走るが、一般の毛細血管に比べて管径がはるかに太い
・類洞の内皮と肝細胞索の間にはディッセ腔と呼ばれる隙間があり、多量の液体(リンパ)を容れている
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