顎間固定
ガクカンコテイ
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分野名
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解説
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【概要】
骨折の固定法の一つ
固定法はそれぞれ固定力が異なるため、複数の固定法を併用すること
顎骨骨折では、外固定として顎間固定+顎内固定を4-6週間行う(成人)
・歯牙結紮法
ワイヤーのみで歯を結紮。特殊な装置や器具は必要なし。
簡単に行える方法だが、欠損歯が多い場合や歯が動揺している場合には確実な固定ができない。
・線副子法
フックを有する種々の線副子をワイヤーで歯に結紮固定。
・床副子法
固定源となる歯の少ない患者、歯を固定源として利用できない小児などに適用される。
☆乳歯列期・混合歯列期の骨折の固定
(1)乳歯を固定源にできない
(2)永久歯胚の存在により顎骨に穴をあけるような処置ができない
【顎間固定の例】
・線副子(三内式など)の利用、ワイヤ-を使用する
・矯正用ブラケットの利用
・歯牙結紮法(連続歯牙結紮法など)の利用
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