顎骨骨折
ガクコツコッセツ
-
分野名
-
解説
-
【概要】
疼痛部位
・Malgainの圧痛帯・・・骨折線周囲の疼痛
・Malgainの圧痛点・・・骨折部位から離れた所に疼痛
X- p診
・下顎前歯部・・・口腔内線源パノラマ、咬合法
・下顎頚・角部・・・パノラマ、後頭前頭方向
・頬骨弓・頬骨・・・頭部軸位方向、waters法
上顎骨折における損傷部位と症状
・Le fort I 型・・・上顎洞、咬合異常
・Le fort II 型・・・上顎洞、眼窩下神経(頬部・上唇の知覚鈍麻(脱失))、鼻出血、流涙、咬合異常
・Le fort III 型・・・眼窩下神経(頬部・上唇の知覚鈍麻(脱失))、眼窩損傷、鼻出血、
整復と固定について
・ゴム牽引整復は、骨折線が歯列弓内にあるときのみで、線副子でよい。
・下顎角部骨折は、観血的整復をして金属プレート(組織内副子)で固定。
・無歯顎や乳歯列は床副子と囲繞結紮を行う。
・線副子の固定源は歯牙と顎間固定とする。
★★★ ぜひご活用ください! ★★★
OralStudio歯科辞書はリンクフリー。
ぜひ当辞書のリンクをご活用ください。
「出典:OralStudio歯科辞書」とご記載頂けますと幸いです。