血液凝固因子
ケツエキギョウコインシ
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分野名
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解説
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【概要】
血液凝固因子とは、出血を止めるための一連の作用
さらに、固まった血栓を溶かして分解するのが線溶系
この二つは密接に関係している
・内因系(15~20分):
血管内皮細胞が破壊されたり、血液が異物に接することで開始される
第?因子の活性化→ 第?因子、第Ⅸ因子、第Ⅷ因子が活性化
→ 最終的に第Ⅹ因子が活性化
→ この先は外因系と共通
(2)外因系(10~15秒):
外傷などにより細胞が損傷を受けると開始される
外傷による組織因子(TF)放出→ 第Ⅶ因子が活性化→ 複合体を形成
→ 組織因子第Ⅶa因子複合体はⅨ因子、第Ⅹ因子を活性化
(3)共通:
活性化された第Ⅹ因子がプロトロンビンをトロンビンに変化させる
→ これによりフィブリノゲンがフィブリンに変化
→ フィブリンは重合し、フィブリン網を形成
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