コンプトン効果
コンプトンコウカ
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分野名
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解説
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【概要】
X線を診断に用いる光子と物質の相互作用の一つ
物質に入射する光子のエネルギーが大きくなると
→ 軌道電子に完全に吸収される光電効果が起こりにくくなる
→ コンプトン効果が発生
コンプトン効果では、入射光子が軌道電子と衝突すると軌道電子は反跳電子として放出され、入射光子は散乱される
→ 散乱線
← 入射光子のエネルギーは、反跳電子の運動と散乱光子に与えられる
コンプトン効果の起こる確率は、光子エネルギーと物質の密度に比例
≪参考:反跳電子≫
入射光子が軌道電子と衝突すると、衝突された電子も跳ね飛ばされる。その電子を反跳電子という
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