断層パノラマ撮影法
ダンソウマノラマサツエイホウ
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分野名
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解説
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【概要】
X線束をスリット状にし、頭部前側方から反対側まで約240度回転照射して歯列弓を中心に顎骨の局面断層を得る方法
■利点
(1)主訴以外の病巣のスクリーニングにも役立つ
(2)嘔吐反射、開口障害のある患者にも有効である
(3)患者に与える苦痛が少ないので、幼児・障害者にも有効である
■欠点
(1)画像の鮮鋭度の低下とともに拡大・歪みが生じ、写真濃度が均一でない
(2)頸椎・顎骨などの障害陰影、気道・舌や下鼻甲介などの軟組織が重複する
(3)動揺しやすい患者の撮影は難しい
(4)1回の照射時間が長い
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