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急性熱性疾患

キュウセイネツセイシッカン

分野名

小児歯科

解説

【小児における頻度の高い急性熱性疾患】
・生後3か月未満児の発熱
・病巣不明熱
・高熱性ウイルス性疾患
・急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群


【小児歯科において重要なもの】
・高熱性ウイルス性疾患(ヘルペス性歯肉口内炎、ヘルパンギーナ、麻疹など)
・急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群(川崎病)


【参考:急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群(川崎病)】
・川崎富作博士により初めて報告された乳幼児の急性熱性発疹性疾患

・6つの主要症状
(1)発熱
(2)四肢の硬性浮腫
(3)不定形発疹
(4)結膜充血
(5)口唇紅潮・苺舌
(6)頸部リンパ節腫脹
のうち5つ以上、もしくは4つの症状と経過中冠状動脈瘤が確認された場合、
急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群と診断

・発症は1歳にピークがあり、4歳未満が80%を占め、男児に多い


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