注意欠陥/多動性障害
チュウイケッカンタドウセイショウガイ
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分野名
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解説
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【診断基準】
(1)課題や遊びの活動で綿密に注意し、持続することが困難である「不注意」の症状
(2)絶えずそわそわと動きまわるなどの「多動性」の症状
(3)突然答え始めるなどの「衝動性」の症状
→症状のいくつかが6ヶ月以上持続し、発症が7歳以前で、学校や家庭など2ヵ所以上の状況で存在するもの。
【原因】
不明。一般的には中枢神経系になんらかの機能障害があるとされている。
【発症率】
学齢期の子どもの3~7%
男女比は4~9:1 男子に多い
【症状】
・注意の集中時間が短い
・注意の方向がすぐ変わる
・不注意な行動が多い
・席から立って歩く
・順番が待てない
・他人の行動に割り込む
・過度のおしゃべりが目立つ
【タイプと特徴】
<混合タイプ>
・注意欠陥、多動性・衝動性の両方が現れる。
<注意欠陥タイプ>
・注意力・集中力に欠ける
・多動性・衝動性は目立たない
・女児に多くみられる
<多動性・衝動性タイプ>
・じっとしていられない、しゃべりすぎる、突然何かを始める
・注意欠陥の特徴は目立たない
・数は少ない
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