歯周補綴
シシュウホテツ
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分野名
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解説
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【概要】
重度の歯周疾患に対する補綴処置
または、
支台歯・残存歯の歯周組織保護を考慮し、清掃性や機能時に生じる応力の配分を特に重視して行う補綴処置
歯根膜粘膜負担義歯を製作する際に用いる概念
【提唱者】
Amsterdam(1974)
【概念・定義】
歯周補綴は
「高度な歯周組織の破壊の結果、歯の動揺が起こり、二次性の咬合性外傷を併発し、そのままでは咬合の安定が得られない状態で、クラウン、ブリッジによる連結固定を必要としているケース。全顎にわたる連結を必要とする場合もある」と定義されてる。
すなわち、支台歯の支持骨の吸収が大きく、動揺度が増加し、補綴物により連結しなければ、正常な咀嚼機能が営めない状態に対して、歯周環境の整備、安定した咬合、咀嚼機能の回復を図る総合的治療のことをいう。
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