化膿性炎の転帰
カノウセイエンノテンキ
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分野名
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解説
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【概要】
・化膿性炎の小さなものは膿が吸収されて自然に治癒
・「膿が外表に排出された場合」と「外部に破れにくい場合」とでは転帰が異なる
【詳細】
膿が外表に排出された場合は、炎症巣に肉芽組織が形成されて、残された崩壊産物は吸収されて治癒
一方、
大きな膿瘍で外部に破れにくい場合には、膿瘍周囲に肉芽組織ができ、膿瘍膜を形成する。膿の液体成分は徐々に吸収されて内容物は濃厚乾酪様となり、ときにはここに石灰化が起こることもある。逆に細胞成分のほうが吸収されて、漿液が膿瘍腔に充満することもある。
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