眼窩下神経
ガンカカシンケイ
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分野名
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解説
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【概要】
三叉神経の第2枝である上顎神経の枝
眼窩下溝、眼窩下管を通って眼窩下孔を貫通
→ 眼窩下部で分岐
→ 下眼瞼の皮膚(下眼瞼枝)、鼻翼(後鼻枝)、鼻粘膜の前部(内鼻枝)、上唇(上唇枝)に分布
眼窩下溝または管の経過中に順次分岐する中上歯槽枝と前上歯槽枝
→上顎洞外側壁および前壁の歯槽管に侵入
→後上歯槽枝とともに上歯槽神経叢を形成
→ 上歯槽神経叢から出る上歯枝および上歯肉枝は歯髄および歯肉に分布
→ 前、中、後上歯槽枝はそれぞれ主として前歯、小臼歯、大臼歯の歯髄および歯肉を支配
≪参考:上顎神経≫
三叉神経の第2枝であり、上顎、側頭部、頬部、鼻腔の知覚を司る。
≪参考:三叉神経≫
第 V 脳神経であり、一般体性求心性、特殊内臓性遠心性。
末梢に向かって眼神経(第1枝)、上顎神経(第2枝)、下顎神経(第3枝)を出す。
脳神経は脳に直接接続する末梢神経で12種類あり、神経根が神経根の吻側に出入りするものから順に番号をつけてよぶ。
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