筋小胞体
キンショウホウタイ
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分野名
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解説
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【概要】
骨格筋細胞の細胞質のうち筋原線維の少ない場所では網状の滑面小胞体がよく発達
→ 筋小胞体という
筋小胞体は筋原線維を取り巻く網状構造
→ A帯とI帯の境界付近では膨らんで終末槽を形成
この終末槽2つと1本のT細管を「3つ組み」という
T細管が細胞膜に生じた脱分極を筋小胞体に伝達
→ 筋小胞体はCaイオンを貯蔵
→ 脱分極が伝わるとCaイオンを放出
→ 脱分極が終わると回収
【参考:T細管】
骨格筋細胞の細胞膜(筋鞘)は筋原線維のA帯とI 帯の境界の高さ(動物によってはZ帯の高さ)できわめて細い管となって筋細胞の縦軸と垂直に(筋細胞を横切る方向に)入り込んでいる。この管をT細管という。
【参考:三つ組み】
筋小胞体がA帯とI帯の境界付近で膨らんで終末槽を形成し、この終末槽2本と1本のT細管をあわせた構造を三つ組みと呼ぶ
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