クッパー細胞
クップウェルサイボウ
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分野名
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解説
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【概要】
・肝臓を構成する微細組織の一つで、類洞に存在
・マクロファージであり、生体防御機構に預かる
【詳細】
形は、星形、三角形、あるいは棒状で、内皮細胞の列に並びながら、類洞内腔に盛り上がっている。
大きな突起は、この細胞のアメーバ状運動のための偽足である。
クッパー細胞の透過電顕像は、その盛んなドン蝕能力を裏書して、細胞質中に大小の水解小体や食べこみ小体を含む。しばしば赤血球やその破片などの巨大な物体も食べこんでいる。
【参考:類洞】
・洞様毛細血管ともいう
・肝細胞索の間を求心性に走るが、一般の毛細血管に比べて管径がはるかに太い
・類洞の内皮と肝細胞索の間にはディッセ腔と呼ばれる隙間があり、多量の液体(リンパ)を容れている
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