血小板活性化因子
ケッショウバンカッセイカインシ(PAF)
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分野名
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解説
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【概要】
・血管内径を変化させ、血管透過性を亢進させるメディエーターのひとつ
【詳細】
PAFはリン脂質由来のメディエーターで、好中球、単球、好塩基球、血管内皮細胞、血小板などの巻くのリン脂質から、ホスホリパーゼA2の作用で産生される。
血小板を刺激指定組織障害部位での血小板凝集と脱顆粒を引き起こし、セロトニンの放出を強め、そのため血管透過性を亢進させる。
そのほかに、血管内皮細胞に作用して、血管透過性亢進作用を発揮し、同時に血管平滑筋に作用して血管収縮、平滑筋に作用して気管支収縮と好中球、単球、マクロファージに作用してこれらの細胞の付着、遊走(走化性)、脱顆粒などにも関与する。
肥満細胞に作用するとヒスタミンの放出を促し、やはり血管透過性の亢進を引き起こす。
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