疎性結合組織
ソセイケツゴウソシキ
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分野名
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解説
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【概要】
疎な結合組織
膠原線維がまばらに不規則な走り方をしており、組織液が貯留している結合組織のこと
【分布】
皮膚や粘膜の下(皮下組織、粘膜下組織)
神経や血管の周囲(外膜)
腺の周囲(線維鞘)
腺の葉や小葉の間(葉間、小葉結合組織)などに広く分布
【種類】
疎性結合細胞に該当する細胞は、
・線維芽細胞
・脂肪細胞
・自由細胞
・遊走細胞
・色素細胞 などがある。
【参考】
・膠原線維:
結合組織の細胞間質のもっとも重要な要素
コラゲンからなっており、腱や靭帯はこの線維の集束である
・線維芽細胞:
膠原線維や弾性繊維の前駆物質を産生する細胞である
・脂肪細胞:
脂肪を蓄えるために特別に分化した細胞
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