単純ヘルペスウイルス
タンジュンヘルペスウイルス
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分野名
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解説
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【概要】
・水泡形成を特徴とするウイルス
・HSV-1、HSV-2がある
・神経細胞に潜伏
・細胞性免疫が低下すると再発
・部位特異性があり、HSV-1は口唇ヘルペス、HSV-2は性器ヘルペス
・HSV-1は稀に重篤な脳炎を起こし、高度の出血・壊死が見られるので壊死性脳炎とも呼ばれる
・性器ヘルペスの母親が経膣分娩で出産した場合、免疫機構のない新生児には全身感染が起こる(新生児ヘルペス)
・特徴的な組織像
・水泡内の感染細胞には特徴的なすりガラス状核
・しばしば多核細胞も混在し、時に好酸性・大型の核内封入体もみられる
【参考:ウイルス感染症】
・ウイルスによる感染症
・ウイルスは宿主細胞の代謝系を利用して自己を複製・増殖させる(偏性細胞内寄生)
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