Leavel and Clarkの予防の概念
Leavel and Clarkノヨボウノガイネン
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分野名
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解説
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【概要】
1950年代 Leavel とClarkによって一次予防の中に“健康増進”を位置づけられた
【詳細】
健康増進の考え方
→1946年にWHO(世界保健機構)が提唱した「健康とは単に病気でない、虚弱でないというのみならず、身体的、精神的そして社会的に完全に良好な状態を指す」という健康の定義から出発
1950年代にLeavel とClarkによって一次予防の中に“健康増進”が位置づけられる
(この時代の“健康増進”は感染症予防における一般的抵抗力の強化や、健康教育によって感染機会を避けること)
1970年代、
健康増進は、疾病とは対比した理想的な状態、すなわち“健康”を想定し、それをさらに増強することの新しい健康政策であるHealthy Peopleで応用された際には、個人の生活習慣の改善を意味している。
1980年代に入って
健康増進は新しい健康政策の展開中で、もう一度とらえなおされ、個人の生活習慣の改善だけでなく、環境の整備を合わせたものとして改めて提唱された。このように健康増進ヘルスプロモーションという考え方は時代によって内容が変遷している。
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