リソソーム酵素
リソソームコウソ
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分野名
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解説
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【概要】
・組織障害作用を持つメディエータのひとつ
・リソソーム顆粒は炎症のメディエータとなる多くの酵素を含んでいる
・酸性プロテアーゼは至適pHが低い酵素群で、貪食リソソーム内に限局しており細胞内で作用する
→これに対し、中性プロテアーゼは、エラスターゼ、コラゲナーゼ、カテプシンなども含めて細胞外マトリックスで活性を示すので、エラスチン、コラーゲン、基底膜やその他の基質タンパクを分解することにより組織障害の原因となる。また、中性プロテアーゼはC3aや、C5aといったアナフィラトキシンを産生する。
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