ICDAS
アイシーディーエーエス
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分野名
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解説
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【概要】
International Caries Detection and Assessment Systemのこと
う蝕の検出と活動性の評価に基づく診断基準
2005年 カリオロジーに関するコンセンサス会議で提唱された
【検査方法】
歯面清掃後、5秒間エア乾燥させて、表面性状を肉眼的に観察し、以下のコードで評価する。
コードは二桁で、10の位に「修復の状態」、1の位に「歯の実質欠損状態」を示します。
【コード:10の位】
コード0:健全
コード1:部分的なシーラント
コード2:全体的なシーラント
コード3:歯の色調改善の修復
コード4:アマルガム修復
コード5:ステンレス鋼製冠
コード6:
ポーセレン、金合金、メタルボンドによる冠、べニア、インレー、アンレーもしくは他の修復材料
コード7:消失あるいは破損した修復
コード8:暫間修復
コード9:その他、インプラント、ポンティック、未萌出状態など
【コード:1の位】
コード0:健全
コード1:乾燥後にみられるエナメル質の色調が変化
コード2:乾燥前にみられるエナメル質の色調が変化
コード3:エナメル質に限局したう蝕
コード4:象牙質の色調変化がエナメル質を透けて検出
コード5:象牙質が確認できる明瞭なう窩
コード6:象牙質が確認できる歯冠の半分以上の広範囲なう窩
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