パリ協定
パリキョウテイ
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分野名
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解説
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【流れ】
2015年にパリで開かれた、温室効果ガス削減に関する国際的取り決めを話し合う「国連気候変動枠組条約締約国会議(通称COP)」で合意
1997年に定められた「京都議定書」の後継で、2020年以降の気候変動問題に関する国際的な枠組み
【パリ協定の合意の発効条件】
55カ国以上が参加すること
世界の総排出量のうち55%以上をカバーする国が批准すること
→ 2016年11月4日に発効
【参加国】
主要排出国を含む多くの国が参加
【協定内容】
・世界共通の長期目標として2℃目標の設定。1.5℃に抑える努力を追求すること。
・主要排出国を含む全ての国が削減目標を5年ごとに提出・更新すること。
・全ての国が共通かつ柔軟な方法で実施状況を報告し,レビューを受けること。
・適応の長期目標の設定,各国の適応計画プロセスや行動の実施,適応報告書の提出と定期的更新。
・イノベーションの重要性の位置付け。
・5年ごとに世界全体としての実施状況を検討する仕組み(グローバル・ストックテイク)。
・先進国による資金の提供。これに加えて,途上国も自主的に資金を提供すること。
・二国間クレジット制度(JCM)も含めた市場メカニズムの活用。
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